インプラントはやめた方がいい?絶対ダメな人の共通点と他の治療法
2025.11.24
ファミリー⻭科
歯を失ったとき、インプラントは「自分の歯のように噛める」「見た目が自然」として魅力的な治療に見えるかもしれません。
しかし、インプラントは誰にとっても最適な選択とは限りません。「インプラントはやめた方がいい」「絶対に向かない人がいる」と言われるのには理由があります。
インプラントは、顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。骨としっかり結合することで安定しますが、そのためにはお口の中の環境や生活習慣が整っていることが前提の治療法です。
歯周病のコントロール、十分な骨量、丁寧な歯磨き、定期的な歯科メンテナンスなど…。これらのうち一つでも欠けると数年後に炎症やぐらつきが生じ、インプラントを失うことになりかねません。
例えば、仕事で忙しい日が続くと歯磨きは簡単に済ませ、検診の予約を後回しにしてしまうことがあります。その習慣が積み重なるとインプラント周囲に細菌が集まり、骨が少しずつ失われていきます。インプラントは「入れて終わり」ではなく、「コツコツとケアを続ける努力」が求められます。
糖尿病や免疫抑制治療中など、基礎疾患や他の病気の治療中の場合は、手術そのものが負担になる場合もあります。手術で人工歯根を埋め込むため、お口への負担が強い治療法です。費用や手術の苦痛、通院期間の長さなども含めて、生活との相性を考える必要があります。
インプラントは優れた治療ですが、条件が揃わない人には負担が大きな治療です。本記事では、「インプラントをおすすめしないケース」を紹介し、他の治療法との比較を通して、ご自身に合った選択を考えるための視点を整理していきます。
目次
監修した先生
奈良 倫之 先生
医療法人社団 歯友会 理事長
ファミリー歯科 院長
第1章 インプラントが向かない人の特徴は?
インプラントは、人工歯根を顎の骨に固定して「しっかり噛める状態」を再現する治療です。しかし、すべての人が長期的に人工歯根を維持できるとは限りません。この章ではインプラントが向かないとされる人の特徴と理由を解説します。
1. 歯磨きやセルフケアが苦手な人
インプラントは人工物だから虫歯にはなりません。しかし、歯ぐきの周りに細菌の固まり(歯垢・プラーク)が付着することを防ぐことはできません。歯垢を放置すると炎症(インプラント周囲炎)を引き起こすことがあります。
歯磨きが不十分だと、歯周病と同じように歯ぐきが腫れてしまいます。放置すると最終的には骨が溶けて支えがなくなり、インプラントが抜けてしまいます。
さらに厄介なことに、インプラント歯周炎は進行に気づきにくく、気づいたときには骨へのダメージが深くなっていることが多いのです。
毎日きちんと歯を磨き、デンタルフロスなど補助清掃を行う習慣が身に付かないと、インプラントを行ってもやがて歯を失いかねません。
2. 定期的な歯科メンテナンスの習慣がない人
インプラントは「入れたら終わり」ではなく、定期検診が欠かせません。
3〜6ヶ月に1度を目安に定期的に受診し、噛み合わせ調整、歯周組織検査や専門的なクリーニングを続けます。
しかし、仕事が忙しい、通院が面倒、などの理由で通わなければ、炎症のサインを見逃しかねません。初期の小さな変化に気づくタイミングを逃すと、お口のダメージは数年単位で蓄積します。
3. 喫煙習慣がある人
喫煙は血流を低下させ、傷の治りを遅らせます。
インプラントは骨と結合することが前提の治療です。喫煙によりその結合が弱くなり、失敗率が上がることが知られています。
また、術後の炎症が治りにくいため、長期的な維持が難しくなります。
禁煙がベストですが、最低限「吸わない時期を作れない」場合は、インプラントを行っても失敗する可能性があります。
4. 重度の歯周病歴がある人
歯周病は、細菌が原因で歯ぐきと骨が少しずつ失われる病気です。
過去に歯周病が進行していた人は、細菌による炎症が再発しやすく、インプラント周囲炎の発生率が高いと報告されています。
ただし、「歯周病があるから絶対にできない」というわけではありません。歯周病の進行度やコントロールできているかどうかで治療方針は変わります。
5. 生活が不規則で、治療計画を継続しにくい人
インプラントは診査・手術・治癒期間・型取り・装着などの過程で完成します。中には数ヶ月〜半年以上かかることもあります。
そのため、生活が不規則な人や転職、単身赴任の可能性がある人、介護、育児で予定が不安定な親御さん、夜勤が多い人は治療計画が中断せざるを得ないことがあります。
6. 基礎疾患や貧血など症状がある人
日本歯科医学会では、糖尿病、高血圧症など基礎疾患をもつ患者さんへの治療は「疾患の安定」「主治医との連携」「術後管理の継続」を前提に、慎重な判断を行うよう推奨しています。
骨粗しょう症、貧血、自己免疫疾患でステロイド薬を服用する人、血液サラサラにする薬を服用する人(抗血栓療法)などもリスクが高いとされています。詳細は次章で解説します。
参照:日本歯科医学会 歯科インプラント治療指針 P.15
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-01.pdf
インプラントは「持続的なケアができない」場合は向きません
インプラントが向かない=性格や努力の問題ではありません。たとえ生活が慌ただしくても通院を続け、毎日のケアを続けられるなら選択肢に入れても良いかもしれません。
インプラントは「歯周病の再発リスクを減らす」「セルフケア習慣」が影響する治療です。「維持できるか」「口腔ケアを続けられるか」という視点で判断しましょう。
第2章 全身状態と服薬によってはリスクが高くなる
インプラント治療は、一見すると「お口の中の問題だけ」に思われがちです。しかし、実際には全身の状態が治療の成功や維持に大きく関わります。
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むため、歯根を支える骨が安定している状態が前提となります。この回復力が弱まっていると術後に炎症が長引き、骨の結合がうまくいかずにトラブルが生じる可能性が高まります。
例えば、糖尿病で血糖コントロールに課題がある患者さんの場合、傷の治りが遅く、細菌感染のリスクが高まります。手術は成功しても術後の治癒がなかなか進まず、インプラント周囲に慢性的な炎症が残りやすくなります。身体が備える「治す力」が十分に働かないと、インプラントは失敗しやすいのです。
免疫を抑える薬やステロイドを服用している方は炎症を抑える反応が鈍くなり、術後の感染に気づきにくくなることがあります。見た目には治っているように見えても、内部では治癒が遅れているリスクがあります。
また、骨粗鬆症治療薬であるビスフォスフォネート製剤を長期的に服用している場合、顎骨の新陳代謝に影響が出る可能性があります。まれに顎骨が回復できない状態まで死んでしまう「骨壊死」が発症することが報告されています。
これらの症状がある方は歯科だけで判断せず、内科や整形外科と連携した治療計画を立てることが推奨されています。
全身状態によるインプラント治療への影響
| 状態・背景 | 治癒力への影響 | インプラントに起こりやすい問題 | 推奨される対応 |
|---|---|---|---|
| 血糖コントロール不良(糖尿病) | 傷が治りにくい/炎症が長引く | 周囲組織の腫れ・感染・骨結合の不安定化 | 内科と連携し、HbA1cの安定後に検討 |
| 免疫抑制剤/ステロイド長期服用 | 感染反応が鈍い/治癒が遅い | 炎症の慢性化/感染発見遅れ | 主治医に治療時期・投薬量の相談必須 |
| 骨粗鬆症治療薬(ビスフォスフォネートなど) | 骨代謝が低下し再生しにくい | 顎骨壊死のリスク | 必ず主治医と情報共有し判断を |
| 慢性的な疲労・睡眠不足 | 回復のためのエネルギー不足 | 炎症が引きにくい/通院の遅れ | 生活リズムが安定してから治療計画をする |
インプラント治療は全身に影響を与えるリスクがある治療です。
患者さんの健康状態や服薬歴、生活習慣などを考慮して判断しましょう。
第3章 インプラントは“入れたら終わり”の治療ではない
インプラントは、一度装着すれば長く使えるという印象を持たれがちですが、それは誤りです。治療後の維持管理が治療の成否を左右します。
人工歯根は虫歯にはなりませんが、歯ぐきや骨の周囲には細菌が居ついています。この細菌が増殖して炎症を引き起こすとインプラント周囲炎が進行し、気づかないうちに骨が少しずつ溶けていきます。
インプラントは骨によって支えられているため、骨が失われると固定力を保てず、最終的には取り除く必要が出ることがあります。
気を付けたいのは、インプラント周囲炎は多くの場合「痛みが出る前に進行する」という点です。
天然の歯なら歯ぐきが腫れたり痛んだりして気づくことが多いのですが、インプラントは神経がなく、炎症を感じにくい構造です。そのため患者さん自身が変化に気づきにくい欠点があります。「気がついたときには進行が深い」というケースは少なくありません。
ある患者さんのケースを紹介します。
この患者さんは治療直後は丁寧にケアをしていましたが、半年を過ぎた頃から仕事が多忙になり、歯磨きが疎かになり、定期検診の予約も後回しにするようになりました。表面上は問題なく噛めているため、特に不便は感じていなかったそうです。
久しぶりに検診を行ったところ、インプラント周囲の骨が想定以上に吸収していることが判明しました。「痛くないから大丈夫」と思っていた数ヶ月が、結果的に状態を悪化させてしまった例です。
インプラントを長期間良い状態で保つためには、治療後の習慣を維持できるかどうかが重要です。
とくに、以下の2つは欠かせません。
- 日々の丁寧なセルフケア(ブラッシング・補助清掃具の使用)
- 3〜6ヶ月ごとの定期メンテナンス受診
「たった2つ」ではありますが、これをサボらずに続けることは大変です。仕事や家事、急なスケジュール調整、体調の変化などは誰にでも訪れます。だからこそ、インプラントは「続けられる生活環境か」を事前に検討すべき治療です。
患者さんからは、「そこまで通院が必要だとは知らなかった」という声も少なくありません。しかしメンテナンスは治療の延長線上にあり、完成後が“スタート”と言っても良いほどです。
歯科医師は治療前に「インプラントはメンテナンス治療である」という説明を行いますが、患者さんがその意味を実感するのは、治療後しばらく経ってからのことが多いのです。治療が成功するかどうかという点以上に日常生活でどれだけ口腔環境を守れるかが、その後の10年、15年先の差を生みます。
インプラント周囲炎は、天然歯の歯周病と比べて進行速度が速いと言われています。痛みが少ないまま進むため、定期検診での“早期発見”が何より重要です。
第4章 費用・期間・精神的負担という現実的ハードル
インプラント治療は自然な噛み心地と自然な見た目を兼ね備えた治療として有名ですが、負担の大きさが見落とされがちです。
特に費用、治療期間、手術を受ける心理的な負担は、治療を継続できるかどうかに直接関わります。
まず費用についてですが、インプラントは保険適用外(自由診療)で行われます。そのため、クリニックや使用材料、難易度によって金額は大きく変わりますが、1歯あたり50万円以上、複数本になると数百万円になることもあります。
治療前に提示される見積もりでは「本体費用」が中心に説明されますが、費用はそれだけでは済みません。術前の検査、骨造成が必要な場合の追加処置、仮歯の調整、術後のメンテナンス費用など、治療から維持までを含めた総額を考慮する必要があります。
また、治療期間は決して短くありません。人工歯根が骨と安定して結合するまで、最低でも数ヶ月かかります。骨の厚みが足りない場合は先に骨を補う治療(骨造成)を行い、そこからさらに人工歯根を埋め込むため、開始から仕上がりまで半年〜1年程度かかることもあります。
日常生活に大きな支障が出るわけではないですが、「時間をかけて人工歯根を身体に定着させていく治療」であることは理解しておくべきでしょう。
他の治療法と比較して、どのような負担が発生するのか整理します。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の負担と特徴
| 項目 | インプラント | ブリッジ | 部分入れ歯 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 高い(自由診療・総額が大きくなりやすい) | 中程度(保険適用の場合あり) | 低め(保険適用あり) |
| 治療期間 | 長い(数ヶ月~1年) | 比較的短い | 比較的短い |
| 手術 | 必要(身体的負担あり) | 不要 | 不要 |
| 他の歯への影響 | ほぼなし | 支える歯を削る必要がある | バネがかかる歯に負担がかかる |
| メンテナンス | 必須(長期維持に直結) | 必須だが負担は比較的軽い | 調整が必要(破損・変形の可能性あり) |
この表からわかるように、インプラントは「周囲の歯への負担が少ない」「噛みやすさが高い」という大きな利点を持つ一方で、費用・期間・身体的負担は他の治療より明らかにハードルが高い傾向があります。
もうひとつ重要なのが精神的な負担です。
「手術」と聞くだけで不安を感じる方は少なくありません。手術そのものは局所麻酔で行い、痛みへの配慮もされていますが、「身体の内部に人工物を入れる」という治療に抵抗を覚える方もいます。この不安は単なる感情ではなく、治療後のメンテナンスを継続できるかどうかに影響することがあります。
治療中に不安が大きいと検診やクリーニングにも足が遠のきやすく、炎症に気づく機会を逃しやすくなります。治療前には「自分が手術を受けることに抵抗がないか」「長期的なケアを自然に続けられそうか」といった、心理的な問題をクリアできるかを考え直しましょう。
第5章 インプラント以外の選択肢は?
インプラントを選ばないという判断は、「治療の質を下げる」ではありません。
自分の口の状態・生活リズム・通院のしやすさに合った治療を選ぶことは、長期的に見れば理にかなった選択です。治療は歯を入れた瞬間の満足度ではなく、続けられるかどうかが重要です。
インプラント以外にも、機能性と審美性を両立しやすい治療はいくつか存在します。ここでは、それぞれの特徴を整理します。
代替治療の一覧
| 治療法 | 特徴 | メリット | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ブリッジ | 失った部分の両側の歯を支えに固定する治療 | 治療期間が短い/手術不要/固定式で違和感が少ない | 支える歯を削る必要がある | 周囲の歯が健康で、短期間で治療を終えたい人 |
| 部分入れ歯(保険) | 取り外し式の義歯/バネで支えるタイプ | 清掃しやすい/価格が抑えられる/口腔環境が変わってもすぐ対処できる | 見た目や装着時の違和感が出ることがある | 負担を抑えて機能回復したい人 |
| 自費入れ歯(ノンクラスプ・金属床など) | 素材や設計を選べる高度な義歯 | 見た目が自然/薄く軽い/違和感が少ない | 費用が高くなる場合がある | 見た目や装着感を重視したい人、金属が気になる人 |
最近では、特に ノンクラスプデンチャー(バネが目立たない部分入れ歯) や 金属床義歯(薄くて強い総義歯) など、装着感に配慮した義歯が増えています。「入れ歯=気になる・外れやすい」という従来のイメージは過去のもので、見た目が自然で、日常の会話や食事にストレスが少ないタイプも選べるようになりました。
本記事では概要を説明しましたが、より細かい素材比較や実際の設計例を知りたい方のために、高品質な入れ歯の設計ポイントをまとめた専門的な解説ページもあります。
「もっと詳しく理解したい」という方は参考資料としてご覧ください。
実際、診療室では以下のようなケースもあります。
「最初はインプラントを検討していたけれど、仕事が多忙で通院が難しい。まずはノンクラスプデンチャーで過ごし、生活が安定したら再検討します。」
このように、治療は「一度きりの決断」である必要はありません。
ライフスタイルや健康状態は変化していくものですから、今できる最善の方法を選び、将来に選択肢を残すことは合理的な判断です。
「インプラントが最先端=最善の選択」ではありません。
長く使い続けられる治療こそが、その人にとっての最善です。
治療法は性能ではなく “自分が無理なく続けられるかどうか” で選ぶことが大切です。
まとめ 「自分に合った治療」を選ぶ
インプラントは、しっかり噛める・見た目が自然・他の歯に負担をかけにくいといった利点を持つ優れた治療です。しかし歯周病の管理・セルフケア・定期的なメンテナンス・全身の健康状態・治療期間の確保 など、いくつかの条件が揃っていなければ、長期的な維持が難しい問題があります。
「インプラントをやめた方がいい」と言われるのは、治療そのものよりも“維持するために必要な習慣”のハードルが高いという面があります。
治療が成功した瞬間よりも、そのあと10年、15年後に食事や会話を自然に楽しめている状態こそが、真の意味での「成功」ではないでしょうか。
一方、ブリッジや入れ歯といった代替治療は手術が不要で費用の負担が抑えられたり、将来の変化に合わせて調整できたりと、インプラントとは異なる利点を持ちます。
「インプラントを選ばない」=「妥協」ではありません。
むしろ、今の自分に無理がなく、続けられる治療を選ぶことが理にかなった判断です。
最終的な判断の軸は、次の4つに整理できます。
- いまの口腔環境(歯周病のコントロール・骨の状態)
- 毎日のセルフケアを継続できるか
- 定期的なメンテナンス通院が負担なくできるか
- 生活や体調、費用面で無理がないか
治療を選ぶときに必要なのは、「一番良さそうな治療」ではなく、“自分がこれからの生活でずっと続けられる治療” です。
もし迷いがあるときは、歯科医師に 「インプラント・ブリッジ・入れ歯の3つを公正に比較して説明してください」 と相談してみてください。
比較して初めて、あなたにとって無理のない選択肢が見えてきます。
あなたの口の状態と生活に寄り添い、
長く快適に過ごせる治療を、一緒に選んでいきましょう。
作成日:2025年11月22日
参考文献
日本歯科医学会 歯科インプラント治療指針
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-01.pdf
日本口腔インプラント学会 インプラント治療を正しく理解していただくために
https://www.shika-implant.org/min-implant/
担当した診療所
ファミリー歯科
〒283-0068 千葉県東金市東岩崎2-25-14
電話番号:0475-55-8111
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お口のトラブルの原因を丁寧に見極め、ご希望に沿った治療計画をご提案。
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また、歯友会のミッションである「地域に安心と革新をもたらし、健康を未来へつなぐ」という想いのもと、わかりやすい説明と高精度な治療技術の導入にも力を入れています。